Myelodysplastic syndromes (MDS) WHO2008旧版 Myelodysplastic syndromes(MDS)骨髄異形成症候群--WHO 2016 4th Ed分類 †WHO2008から2016へ変更のポイント ■ 疾患の名称が「MDS」と統一. 減少する血球と異形成を示す系統が必ずしも一致しないため, refractory anemia, refractory cytopeniaの名称は廃止された. ■MDSの診断には異形成を重視し, 単系統か多系統の異形成かで分類する. ■MDS-RSでは, SF3B1遺伝子変異を認めた場合はring sideroblastsは5%以上となる. 調べられない場合は15%以上のまま. ■多血球系統の異形成を伴うMDS-RS (MDS-RS-MLD; WHO2001のRCMD-RS)が復活. ■MDS with isolated del(5q)はmonosomy7, del(7q)を除く付加染色体が1つあっても診断可能. del(5q)+ 1つの染色体異常があっても予後に差がみられない. ■MDS-UCがより詳細に定義された.
■血球減少の定義は IPSSの基準(閾値)に基づいて判定すると明記.--> Hb<10g/dL,血小板<100x109/L(<10万/μl), 好中球<1.8x109/L (<1800/μl) ■芽球算出は, 分母を全有核細胞(ANC)とする.
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